導入企業様
- 業種:学校法人・医療機関
- 従業員数:1,000人以上
- 導入サービス:人材派遣
課題
- 資格を要しない業務の対応により、看護師がナースステーションに不在になることがある
- 看護師の業務範囲が広く、看護ケアに専念できない状況が生じている
- 新たな看護加算を獲得したい
解決
- 看護助手を採用し、検査送迎やシーツ交換などの看護資格が無くても可能な業務を担当する看護助手を採用
- 社員としての採用が難しい時短勤務者を派遣で受け入れ、看護補助加算を充当
施策
- 看護師が担当する業務を「資格を要する業務」と「無資格で対応可能な業務」に分類
- 事前の病棟見学を通じて職場とのミスマッチを減らし、コミュニケーション能力を重視した人選により、患者様との信頼関係を構築
看護師の負担軽減と看護加算の獲得
看護師の業務量が多く、残業続き。一方で看護師を新たに採用するとコストがかかる。看護業務の負担を軽減しつつ、患者様のケアも充実させたい。さらに、効率的な人員配置と看護ケアの充実により、看護加算の条件を満たしたいというニーズへの対応事例です。
病棟内の看護師は、患者様の検査送迎やシーツ交換などの看護師資格を必要としない業務から、医師の指示の下での多岐にわたる医療行為までを担当しています。この広範な業務により、看護師の負荷が増大し、本来の看護ケアに割り当てるべき時間が制約されることがあります。
この問題を解決するために、各看護師が担当する業務を棚卸し、看護師資格を要する業務とそうでない業務に分類しました。資格を必要としない業務は、派遣で受け入れた看護助手に割り当てました。この際、資格を要しない業務は1人に満たない業務量であったため、看護助手は短時間勤務で対応しました。これにより、最低限の費用で新たな看護加算の獲得も実現しました。