人材派遣(一般事務)の活用事例②

導入企業様

  • 業種:アウトソーシング
  • 従業員数:100人~999人
  • 導入サービス:人材派遣

課題

  • ハローワークや求人媒体を通じて直接採用した社員が長続きせず、すぐに辞めてしまう
  • 採用面接で確認した候補者の経験やスキルが実際とは異なり、ミスマッチが多発していた

解決

  • 登録面談で候補者の経験・スキルを客観的に把握し、業務とのミスマッチを回避
  • 適性検査で職場環境への適性や有効な指揮命令方法を把握
  • 就業開始後のフォローを通じて業務へのモチベーションを喚起し、習熟度に応じて業務の幅を拡大

施策

  • 入力速度や正確さ、WordやExcelの機能習熟度を客観的に把握し、業務に適したスキルを持つ派遣社員を配置
  • 正確さを要求される単独業務には、独立心が強く慎重に作業を進める特性を持つ人材を選定
  • 当初の予定業務の習熟度が向上したため、派遣契約を見直し、新たな業務を追加。これにより派遣社員のモチベーションアップを実現

主観的自社採用がもたらす職場内でのミスマッチ

職務経歴書や面接を通じて得られる求職者の自己申告情報だけに基づいて採用を判断すると、大きなミスマッチが生じることがあります。

事務の仕事は多くの企業に存在し、経験を持つ人も多いですが、その進め方はさまざまです。人材が能力を十分に発揮するためには、業務経験だけでなく、仕事を行う環境やその進め方もマッチさせる必要があります。当社では、派遣登録時に適性検査を実施することで、業務経験だけでなく、業務環境や仕事の進め方への適性も考慮した人材を提案できます。

このように環境との適合度が高い人材は、ストレスなく働けるため、早期に業務を習得し、潜在的な能力やスキルも発揮しやすくなります。今回の事例では、派遣社員が早期に想定業務を習得し、さらに付加業務や周辺業務にも対応できるようになりました。

この企業では、自社雇用の社員が定着せず、新たな業務を任せることに消極的な社員が多かったのですが、能動的に取り組む派遣社員の活躍により、派遣契約を見直し、業務範囲を拡大しました。これにより、外部人材の有効活用のノウハウを得ることができました。

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