新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
昨年はコロナ禍以降、日本経済が着実に回復に向かった1年間でした。長期に及ぶ感染症の影響を乗り越え、新年を無事に迎える事ができるのも、お客様企業はもとより弊社派遣スタッフの皆様・介護事業利用者の皆様、それを支えるスタッフの方々、多くの人達からのご支援の賜物と心より感謝しております。
訪日外国人の増加により、宿泊や飲食などの消費が活況を呈しました。日経平均株価が一時、4万円を超え、日本は30年に及ぶ停滞期を脱し、今年は新たな成長局面に入ることができるか、転換期となる1年になるのではないでしょうか。
一方、日本の雇用・労働市場においては、人口減少と少子高齢化がコロナ禍を経て更に進展し、人手不足は大きな社会課題となっています。労働人口が大幅に減少する中で、持続的な成長を遂げるためには、DEIによって労働市場への参加者の拡大を推進するのと同時に、リスキリングやキャリア形成支援によって生産性の向上を引き出すことが不可欠になりました。
いずれの施策も人材サービス企業の果たす役割は今まで以上に高まります。また介護事業においては少子高齢化が進展する中で、深刻な担い手不足が続いています。経営の大規模化や業界の集約を進めて生産性の向上や運営の効率化を進める方向性を国が示しており、我々は今まで以上に強い組織になる必要があります。大いなる責任を伴う仕事には大いなる活力が必要です。日本リック株式会社は人との交流を大切にし、社員一人ひとりのビジネスマインドを育成しつつ「共振」し合い一丸となり無限の力を発揮する組織でありたいと思います。
日本リック株式会社は、
社会の要請する人材を適切に社会に提供する事により、
情報化社会の進展と福祉社会の増進に寄与します。
人材サービス企業・介護事業者の一翼として業界の健全な発展に寄与できるよう精進してまいります。2025年が当社のステークホルダーすべての皆様方にとって、輝ける一年でありますことを心よりお祈り申し上げます。
ロシアによるウクライナの侵攻やパレスチナ、ガザ地区の人道危機等、世界で紛争が 続く中、 日本では昨年、 元日に石川県能登地方に大きな地震があり、9月には豪雨災害もありました。人々が平和で働くことができる社会があってこそ事業が推進できる当社としては、本年も人道支援・災害支援を継続していきます。
日本リック株式会社
代表取締役 日高一隆
