日本リックケアステーションは2月に小松川事業所を開設しました。江戸川地区は3事業所体制となり、より一層地域のご利用者様の良き支援者として、適切なケアマネジメントができる企業を目指してまいります。
「人生100年時代」といわれ、日本では2017年に「人生100年時代構想会議」が設置されて以来、9回に渡って議論が行われてきました。医療の発達、健康状態や衛生環境の改善などによって、先進国では2007年生まれの2人に1人が100歳を超えて生きると試算されています。社会保障制度や雇用制度などの対応が急務となり、それに伴い「働き方」や「生き方」も大きく変化してくると考えられます。
日本リックケアステーションは、設立15年が経過しました。介護は、現在でこそ社会全体で取り組む課題になりましたが、当時は「介護離職」といった表現も無く、「在宅介護事業者」は、ご家族が行う介護の補完的な役割が強かったように思います。仕事を続けながら、ご家族が中心になって介護をされるのは、精神的・肉体的なご負担の大きさ、大変さ、難しさを痛感してまいりました。
「人生100年時代」における持続可能な社会保障制度維持の為に、政府は「一億総活躍社会」を政策提言に掲げています。介護を必要としない高齢者の方を一人でも増やし、それによって家族の皆様の負担が減り多くの人達が労働市場に参加していただく事が社会貢献に繋がります。日本リックケアステーションンがその一翼を担えるよう引き続き前進してまいります。
日本リック株式会社
代表取締役 日高一隆